第4回 一部対応

第4回 一部対応

前回お話ししたように、昨今のマンションにおける洗濯機周りには、
ゆとりのスペースなど見当たりません。

防水パンにいたっては、「ここに洗濯機を置いてください。」という、
目印に過ぎない程度の最小限のサイズのものが殆んどです。

洗濯機は日々年々進化し続けているのに、
なぜ防水パンは長い間その姿を変えずにいたのでしょうか?

ところが、ここにきて各メーカーから幾つかのバリエーションが加わって来ています。

例えば、横幅が少し広がった(64センチから75センチに)ものや、
洗濯機を載せる位置を高く(床上約5センチから12センチに)したタイプが出てきました。
これらは、洗濯機の大型化や、洗濯機下の排水ホースの取り回し(折れや脱落の確認)への配慮、トラップや排水管の洗浄を考慮したものです。

私たちもメーカーとの共同開発で、サイズ(70センチ角)と高さ(洗濯機の設置高12センチ)の何れの機能も満足できる商品を提供しています。

多少の機能差はあるにせよ、
各メーカーの新型防水パンは新築マンションに採用されつつあります。

でも、これまでポピュラーだった64センチ角の防水パンが設置されている方々は、どうすれば良いのでしょうか?

新たに付け替える!

確かにアリですが、スペースや配管位置、それに工事費用も…。

そんなお悩みをお持ちの皆様に、最適な新商品をご提供する運びとなりました。

それも、今お使いの防水パンをそのままに!

<あまり知られていないマンション生活のトラブル・その3>

ハイクラス仕様のマンションでは、洗濯機置き場に扉がついている設計があります。
見た目スッキリでスマートですが、湿気がこもる可能性も高く、何よりスペースの関係で設置できる洗濯機が限定されるケースも。

僕が見たのは、扉を外さないと洗濯機が入らないモデルルームでした。


豪華な鏡張りの中折れ式扉の中には、外国製の洗濯機が…
ちなみに防水パンは一般的な64センチ角です。

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