「信じる」そして「行動する」
最近のACのCMで「信じる」というフレーズをよく耳にします。
「日本の力」を、「みんなの力」をという意味だと思います。
それこそ「おもいやり」であったり「心づかい」であってもでもいいんです。
でも、ただ信じているだけでは、何の解決にもなりません。
それぞれが出来る事を「行動」しなければ何も変わってはくれません。
被災復興と同時に、今放射能汚染が深刻になっています。
確かに放射能という言葉に誰しも恐怖心を抱きますが、唯一の被爆国である我々が、冷静な判断や行動が出来ていないことが、国民の不安を増徴させている一つの原因となっています。
私は広島在住で両親とも被爆していますのでバリバリの被爆2世ですが、個人の実体験としての被害経験(健康被害や人的差別など)は全くありません。
周りが被爆者ばかりだからかも知れませんが、一瞬でひとつの街を火の海に変えた放射線は想像を絶する量であったことでしょう。
先で癌発症などの健康被害が出て来ることもあり得ますが、日本人の2人に1人が癌発症するという数字もまた事実なのです。
今、私は今広島で取れた野菜や魚を食べ、水を飲んでで暮らしています。
いつからそうしていたかは知りませんが、戦後10数年後から何の躊躇いも無く暮らしています。
福島原発の被害規模は今だ定かではありませんが、必ずや安心して生活できる環境は戻ってくると信じています。
そして、そうなるように皆が信じて行動することが、今求められていることではないでしょうか。