なんのこれしき!
流石にカープもここまでとは思っていませんでしたが、
ペナントレースもまだまだ始まったばかりですよ。
逆に、これだけ噛み合わないことの方が珍しいくらいですから・・・
あー見えて野村監督は、各選手に対して、その時々に合った頭脳的で緻密な野球を求めています。
選手個々が、それに対応しきれていない観がありますね。
冷静に考える分、がむしゃらさが薄まっているようにも映ります。
この巨人3連戦は、阿部捕手のリードにヤラれましたね。
誰(どのコーチ)がアドバイスするのかは分かりませんが、
この3戦の栗原に対しては、初球の甘い変化球を見逃しているケースが目立ちました。
これって、相手キャッチャー(リード)の立場を読んだ攻め方をしないと意味無いと思うのですが・・・
バッター(打撃コーチ)からでも、ピッチャー(投手コーチ)の観点からでもない、バッテリーコーチのアドバイスが重要なのではないでしょうかね。
初球、甘い変化球(ほとんどがインコースからのスライダー)でカウントを取り。
次の直球を意識させておいて釣り球(ボール)を振らせファール。
追い込んだとろで、またまた外角低めの直球を意識させておいて、逃げるボール球を振らせる。
最後は、ことごとくボール球に手を出しています。
もちろん、キャッチャーの指示通りの球がいつも来るとは限りませんので、全ては結果論になってしまいますけれど、ある意味イケイケリード(安部捕手や村田コーチ)への対応が出来ていなかったですね。
ひとことで言えば「積極性」が足りないということでしょうか。
いい当たりのヒットは初球が多かった様に思います。
今はまだ、監督の当たり前が選手の当たり前になっていないのでしょうね。
選手個々に判断を任せることも重要ですが、今はまだ「ここは、こうしろ!」という具体的で明確な指示を出す必要がある時期なんだと思います。
いいんじゃないですか、最悪(マイナス)からのスタートも。
残り50試合とかの状況とは全く違います。
これ以上悪くなることは無い!信じてて進むしかないのですから。